『スメルハラスメント』、略して『スメハラ』って言うそうです。
小学生の頃、クラスに臭い奴って1人くらいおったやないですか。
俺は臭いから向こう行けって言うてたんですわ。
そうすると本人やなく、周りの正義感が強い自分をアピールしたがる女が先生に言いつけるわけですよ。
「コウジくんが○○さんを臭いってイジメてます!」
そうすると俺を糾弾するために学級会とか開かれてしまうわけですよ。
でも臭いと言うてたのは俺だけではないんですよ。
俺の鼻だけが臭かったわけやないと思うんですよ。
でもそういう会とかで吊し上げられると確実に戦わない奴らだらけなんですわ。
俺がその子を臭いって仲間はずれにしてイジメてるって図式が簡単に構築されてしまうわけです。
それはあんまりでしょ。
それじゃ臭いもん勝ちやないですか。
俺は言いましたよ。
「俺のしてることがイジメと言うなら、こいつの発する悪臭は俺の鼻をイジメてるってことにならないか?これじゃ臭いもん勝ちやないか!」と言ってやりましたよ。
そしたら先生は俺にこう言いました。
「屁理屈言うな!」
40年前の日本の学校はそんなもんなんですよ。
あの頃、こんな発想が存在したら、俺はイジメっ子の落胤は押されなかったんやないやろか?
俺の言うてたこと間違ってなかったやろと、声を大にして言いたい気分ですよ。
長年の胸のつかえが取れた気がします。
今日は祝杯上げるぞ!
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