元旦から“ニューイヤー駅伝”見てたら中国電力が日本人だけで逆転勝ち。
社会人は余りにもアフリカ人選手が多くて、極端に順位の変動があるから見ていて面白いけど、一体こいつら走ってる以外は、何の仕事してるんかなぁと時折不思議に思ってしまうことはあるんやけど・・・。
その後の天皇杯は浦和レッズが勝ってJ1との2冠達成。
これはまぁ順調な話。
2日・3日は箱根駅伝をとりあえず見てたら、順天堂大が総合優勝。
これでバスクリンが順大優勝おめでとうセールなんかで安くならないかなぁと思ってしまうが、これはまずないことやろう。
あんまり普段の生活に影響はないから、まぁエェんやけど・・・。
高校サッカーでは期待していた滝川二高があっさり負けてしまったので、もうどうでもエェかって感じやし、ラグビーはどうせまた大阪が優勝しそうなんで、そんなに心配もしてない。
しかし、正智深谷の外人2人はどうにかならんのかなぁ・・・?
ボール片手で持って、片手でハンドオフ出来る高校生なんて、日本人ではまぁおらんもんなぁ・・・?
あんなん反則やで。
今日のライスボウルはオンワード・スカイラークスが法政大学トマホークスを30−29の僅差で勝って、Xリーグ覇者の意地を見せた感じ。
法政の監督がエライ怒ってたけど、イヤならチャレンジすればエェのになぁ・・・認められた行為なんやから、勝負してから文句言えよって感じ。
そんな感じでダラダラ酒飲みながら、スポーツ番組ばっかり見てたのにはわけなんてなくって、ただ他に見るものもなかったしって感じ・・・ただ、コレだけはホンマに見たかった。
『BOXING GP 2007 国際対抗戦 日本vsメキシコ』
日本では始めての試みやけど、アメリカではたまにやってるメキシコvsプエルトリコの対抗戦みたいなもんで、1個1個の試合とは別に、国別対抗戦に勝った方がなんかもらえるんちゃうかなぁ。
まぁ、ボクシング興行の新しい形で、試みとしてはエェと思うんですよ。
メインの大将戦が、WBCスーパーフライ級タイトルマッチで、正規王者徳山昌守がタイトルを返上したので、暫定王者のクリスチャン・ミハレスがそのままスライドして正規王者に。
それに暫定王座決定戦で2−1のスプリットの僅差で敗れた川嶋勝重が、引退をあっさり撤回して挑戦。
セミファイナルの副将戦は、18連続1RKO勝ちの世界記録保持者で、20戦20勝20KOのWBAスーパーフェザー級チャンピオンの、“カミナリ”エドウィン・バレロの初防衛戦。
他は、デビュー以来6戦6勝5KOの細野 悟、16戦16勝12KOの宮 将来、日本ウェルター級チャンピオンで11連続KO勝利中の大曲輝斉。
まぁ簡単に言うたら、川嶋の挑戦だけでは客が入らないし、バレロはナンボ凄い男やって言うてもベネズエラ人の世界戦では入らないしスポンサーも付きにくいんで、ダブルタイトルにして、ついでにホープにも経験積ますためにメキシカンとやらそうってとこなんやろうけど、ホープの3試合が日本の2勝2KO1分やったんで、企画としては当たりでしょう。
TV中継で顔も売れたし、これからもこういう形態で若手の顔を売ってボクシングファンの底上げをしてくれるのはありがたいね。
それにしても凄かったのはWBAスーパーフェザー級タイトルマッチ。
エドウィン・バレロは本物かどうなのか・・・。
どんな選手でも初防衛戦は緊張もするやろうって思ってたら・・・1Rいきなりの左でダウンを奪って、一度は立ち上がったものの、2度目のダウンでレフェリーが両手を大きく広げてストップを命じた。
かかった時間はたったの72秒。
挑戦者のミチェル・ロサダがそれほど弱いとは思えない。
現に26戦23勝やから、悪い戦績ではなく、おまけにダウンは1度もないんやから、打たれ弱いわけでもないやろうに・・・いやぁ、ホンマに強かった。
もうチョッと長いこと見たかった気はするけど、相手の右を外しての左ストレートは、サウスポーの基本中の基本とはいえ、凄まじい破壊力なんやろうな。
こいつは凄いわ。
なんでこいつが日本の帝拳所属なんやろう?
アメリカでナンボでも儲けられるやろうにって感じやけど、アメリカとベネズエラが仲悪いってこととかも影響してるんかなぁ。
バレロの試合はどんなときでも見るべきやね。
メインの川嶋は10Rミハレスにストップされて、生涯初のTKO負け。
ミハレスはさほど強いとは思わなかったんで、何とか川嶋に勝ってもらって、日本にホルへ・アルセを挑戦しに来させたかったんやけどなぁ・・・。
これでアルセを生で見るチャンスはなくなったってことやな。
川嶋もうチョッと頑張れよ。
でもまぁ、初戦が僅差でリマッチでボロ負けってことはよくあることやからな。
相手がより研究したってことでしょうね。
それにしてもバレロは魅力あるなぁ・・・正月の〆にエェもん見たわ。
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この試合に勝った事で、彼はManny "The Destroyer" Paquiao
とやりたがってますよね。
ところで、バレロがアメリカで試合出来ずに帝拳に所属した
経緯について、聞いた話では彼は事故で脳内出血を起こした
事によって、アメリカでは試合が出来ない。でも、メキシコや
南米での試合ではファイトマネーが低すぎる・・・。
日本にも同じ様な規定があるとは思うのですが、帝拳に入れば
訴訟大国ではない日本だから、帝拳の親分が色々と融通効かせ
試合が出来るから・・・と言う事らしいですが、そんな気も
します。でも、試合は観たいけど、ボクサーも多少の覚悟は
あると思うけど、もしも特例が認められているのならば、他の
日本人選手でそういった怪我が原因で涙をのんでる人もいると
思うので、その人達に取ってはかなりアンフェアなのでは?と
思ってしまいました。もちろん、お金を稼げる可能性の高い
選手を特例にしたケースは辰吉の網膜剥離の時とかあります。
でも・・・スポーツだけど興行だしね・・・難しい所ですね。
日本でももっと外国人同士の試合をバンバン地上波でも流して
もっとボクシングを盛り上げてくれれば良いのにと思います。
カミナリはバレロ自身が、自分のパンチをカミナリやと言うたらしいですよ、日本語で・・・。
サンダーって付けると、アルツロ・ガッティと同じになってしまうんで、カミナリにしたんかなぁと勝手に思ってます。
そうそう、メディカルで引っかかったって言うてましたね。
アメリカのメディカルチェックは厳しいからなぁ・・・。
日本では特例ってわけではないと思いますよ。
イサヤ・イコニってアフリカからの輸入ボクサーが昔、脳の形の奇形で引退させられましたからね。
まぁ、バレロはこれから戦うチャンピオンで色んなところを転戦していくんでしょうね。
母国がアメリカと仲悪いですから、いついかなるときにアレクシス・アルゲリョがニカラグアのサンディニスタ政権に家財没収されたときみたいなことがあるかもわからないですからねぇ・・・。
でもおかげでバレロの試合がナマで見られるのは、俺らにとっては非常に嬉しいことですが・・・。
パッキャオを倒す可能性が一番ありそうですからね。
だれか、ダイナマイトはダイナマイトで通じるって教えて
あげればよかったのにね。でも、カミナリに撃たれたような
衝撃的パンチ・・・の方がダイナマイトの様な炸裂パンチより
強い印象があるのかしら?(笑)
バレロの試合が生で見れるのはいいですね。
上の話は、実は近所のエクアドル/メキシカン レストランの
オーナーから聞いたんですよ。事故のケガの事とかアメリカの
メディカルチェックの厳しさとか・・・。やはり、逆切れ訴訟
も普通うにある国だから・・・と言う所では意見が一致。
日本での試合は結果はネットでも分るけど、中継とかないし、
ビデオになるのを待つのもイラつくし、って、お金になるなら
同胞として喜ばしいし、頑張ってもらいたいけど試合が生で
観れないのは、良い選手だけに悔しい残念だ〜。日本に俺を
連れて行ってくれ、エクアドルレストランは流行らないか?
と言う所まで、話は盛り上がってしまいました(笑)
バッキャオとの試合が実現するといいですね〜。
観たいもんです。
一応、本人が“KAMINARI”と呼んでくれと言ったってことにはなってます。
それが何のことかわかってるかは謎ですが・・・。
バイクの事故の後遺症で1年ぐらい出場停止なんやないでしょうか。
タイトル奪取もパナマやったからねぇ。
ヒスパニックは非常に見たいでしょうな。
たぶん、何時までも日本にいるとは思わないし、いる間は日本人と世界戦やるのがエェんでしょうね。
対戦者が現れるかが謎なんですが・・・。