2012年09月23日

ナビゲーターは魂だ

 先日、漫才してる頃一番仲が良かったっていうか、一番よぉ遊んだっていうか・・・単に俺の部屋に一番多く泊ってた男の七回忌でした。

だからといって法事にアイツの実家に行くわけでもなく、正直言うと忙しさに忙殺されて忘れるところでした。

冷たい男やと言われてもしょうがないとこです。

それでもどういうわけか、その日が近づくと思い出してしまうのです。

そして一度は深酒をして・・・なんでやろうね。

日常ではそれほど思い出すことも無いのに、その日が近づくと頭にある曲が流れ出して、歌いたくなって・・・。

今年も当日は1人献杯しました。

一度は大阪に仕事で呼んでやるって話も実現出来なかった自分の情けなさを噛み締めながら飲みました。

そして今年も歌いたくなりました。

何度もチャレンジしてけど、どうしても最後まで行かなくなってしまった歌。

今年もチャレンジしましたが・・・またアキマセンでした。

俺はもう“ナビゲーター”を歌えないのかもしれません。

近いうち墓参りにでも行こうかなぁ・・・飛行機乗り継いで遠いけどね。

葬式以来一度も行ってないしなぁ・・・。

ヒカル、あれから俺もオッサンになったよ。

来年50やで・・・。
posted by マグナム北斗 at 11:36| 大阪 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 不定期更新「マグヤン暴走日記」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月16日

ちょっと早めに旅立つ男に

 先日、自衛隊の同期生の旅立ちを見送って来た。

肝臓を悪くして長く患ってたらしいが、俺がそれを知ったのは亡くなる数日前だったと思う。

そんなことになってるとは全く知らなかった。

そりゃそうだ。

俺が辞めてから30数年間でアイツを逢ったのは入隊30周年の同期会だけ・・・たったの1回しかないんやからそれもしょうがない。

その時はアイツの方が体調悪かったらしくて、まともに話もした記憶がないし、ホンマに顔をちょこっと見ただけで、お互い生きてたんやなぁってぐらい。

それで友達なんかと言われたら・・・それは間違いなく友達だと言い切れてしまうから不思議だと思う人間もおるやろうけど、なんも友達やからってマメに連絡を取り合ってるからエェってもんでもないわけで、俺にとってはたった2年にも満たない自衛隊での時間を過ごした同期は、たとえ全く疎遠になっても友達であることには変わりないのだ。

確かにお互い風貌は見る影も無く変わってしまったが・・・。

まさか辞めて2度目の対面が告別式になるとは誰も思わんがな。

あそこにおった連中は、とりあえず体力だけはあるんやから・・・。

 自衛隊を辞めて、気が付いたらAV男優になっていた俺と違い、アイツは辞めてから教師になっていた。

それもらしいって言うか、基地で勤務している頃にドラマの熱中時代に憧れて、急に先生になると言い出して、ホンマに教員免許取って先生になりよった・・・単純なのは昔から変わらんのやなぁ。

ドラマに影響されてって、大人の考えることちゃうのに、それをホンマに実現するとはねぇ。

ここ3年ぐらいは休職してたって聞いたけど、通夜には教え子がぎょうさん参列してて、斎場への道が田舎やのに渋滞したくらいやったわ。

誰が見たってヤンキーの兄ちゃんに、お前ら教え子かって聞くと、「先生にはいつも目を掛けてもらいました。俺らに身体でぶつかって来てくれた先生は1人だけなんで、今日はお礼を言いに来ました。」と言うていた。

熱中時代見て先生になったからって、ホンマに熱血教師になってるとは・・・やっぱりアホな奴やと思ってたけどアホやったんやな。

お通夜で感動するのもどうかと思ったけど、ガラにもなく感動してしまったよ。

 その日の夜は通夜に参加して同期と他愛もない昔話をして飲んだ。

これから集まるたびに誰かの葬式になるんかなぁとか言いながら・・・もうそれでも不思議やない歳ってことなんやな。

翌日の告別式では弔辞を嫁はんが読むもんやと思ったら、高3の息子が出てきた。

これは辞めて欲しかった。

大の男が、友達が死んだくらいで人前で泣くのは恥かしいことやん。

なんせ男は人生で3回しか泣いたらアカンて育てられた世代やからね。

まぁそれやのに、女の前で涙をワザと見せたりしたことも多々あったけど・・・。

ここで息子はやっぱり反則やで。

涙が出るだけやない・・・嗚咽してまうがな、格好の悪い・・・。

倅の話によると、北の国からに憧れてログハウスを建てようと思ってたって、またドラマの影響モロに受けてたらしい。

ホンマになんて単純でアホで・・・それを成し遂げる底抜けにアホで愛すべき男なんやろうな。

愛すべき男。

卒業して何年も経ったのに、教え子に見送られる教師・・・それも何百人も来てもらえる奴って、この国に何人おるんやろうなぁ?

たとえそのおかげで迷惑したもんがおったとしても、それはもうしゃあないと諦めてよ。

あと凄いなと思ったのは、息子も娘もわりと普通やったこと。

大体、両親が教師やと、その子供は悪いか変わり者が多いんよ。

俺の昔のバンドメンバーとか、遊び仲間って、親が教師のやつはもう大概反逆児やもん。

それが感心したわ。

 先日、俺の同期の男が、平均よりチョッと早く旅立ちました。

ガキの成長ももっと見たかったやろうに・・・嫁はんともなんかしたかったやろうに・・・悔いは残ってるでしょう。

市井で生きる一教師でした。

周りには愛された男でした。

昔、自衛隊におりました。

マグナム北斗と同期生で得したことも特にないでしょう。

君のことを思って一人献杯してたら、A.R.Bの“After 45”と“さらば相棒”が無性に聞きたくなりました。

 最後に、奥さんを挨拶を交わしたときのこと。

「このたびは・・・私、同期の平地、またの名をマグナム北斗です。」

「あぁ、マグナムさん、わざわざありがとうございます。私、マグナムの意味がわからなかったんですけど、なんなんですか?」

「説明してもエェんですが、ココではなんなんで・・・」

さすがに俺でも告別式の会場で名前の由来はよぉ言わんわ。

 
 
posted by マグナム北斗 at 09:53| 大阪 ☁| Comment(8) | TrackBack(0) | 不定期更新「マグヤン暴走日記」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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